エシカルよりもプロボノ

ついに出た。遍路支援のエシカル商品。

しかし、違和感がある。

記事を読んでいくと、寄付の上限が200万円とある。200万程度で、遍路がどうこうなるわけもないから、裏を返せば、200万円分の販売促進にすぎない。
これでは、企業だけが特をする。

遍路を支援するのであれば、88円分、上乗せするとか、遍路道具に遍路税を求めるとか、そういう類の取り組みでなければ、インパクトがない。

震災直後も、人の善意につけこんだエシカル消費がもてはやされたが、同じ臭いがソレとする。

就職氷河期以来、キャリアアップ教にとりつかれ、ソーシャルという言葉でガメツさを隠そうとする人たちは、こういう響きが大好きだから、プロボノと勘違いして、頭も使わず一寸一杯、喉元通れば、南無大師遍照金剛・・・。実に無意味でそうとう虚しい。

では、こういう案はどうだろう。

一番札所を抱え、アニメの街を自称する徳島が、アニメを使って遍路をPRし、マチアソビにも「遍路エシカル」を加えよう。
県も協力しているから、毎年恒例のとくしまマラソンをメドックマラソン(フランスの仮装マラソン)にならって、コスプレマラソンとして遍路費用を捻出するのはいかがだろうか?

ゴミは捨てる、関心もない、それでいて、世界遺産などというおこがましさの前に、やるべきことは他にある。