ドミマッシュバーガー(10個目)

 忘れた頃に取り上げる、とくしまバーガー企画。
 すべてをおちょくるまでは決して挫折しないぞ!エイエイオー☆彡

 ということで、記念すべき10個目。
 ドミマッシュバーガー

mushroom_burger_1

mushroom_burger_2

 見た目は普通。めくると、マッシュルームがパティの上に乗っている。
 イメージは“ドミグラス風煮込みハンバーグ”。なんだか、テリヤキを意識している味付けだ。
 目玉であるマッシュルームは、ソースをふんだんに吸って味も香りもしないし、食感もにゅるっとしていて、残念な仕上がり。これでは、しめじでも挟んだほうが“挟んだ感”がある。

 星の数でいうと――★☆☆☆☆ 1点。おごってもらわなければ、次に食べる機会はないだろうm(__)m

 過去のおさらいとして、とくしまバーガーとは、総じて「こういうものである!」という当為がなくて、評価の基準が判然とせず、価値相対主義。
 あからさまな徳島を挟んでドヤ顔を決め込んでみても、結果、無難な“テリヤキ風”に逃げ込んでしまう感じが残念に思った。

 加えて、地産地消という食材至上主義が、マクロビオティックとでもいう原則や哲学に基づいたバランスに、よくわからないながらも反しているから、いつまでも違和感を拭えずにいる。←ということを、前回のおちょくりで書いている。

 なにせ、このぽっと出たB級グルメの裏には、6次産業化法(11年)の延長で、内なる付加価値しか生み出せておらず、誰が幸せになっているのかわからないのだ。
 地産地消という発想も、その土地のものを消費する「身土不二(しんどふじ)」とか、食材をまるごと食べる「一物全体」の原則が中途半端で、ただただ「とくしま」という分かりやすいキーワードで遊ぶ域から出られずにいる。
 まして、陰性と陽性の概念は皆無にひとしく、安全で安心な地元の野菜を食べて健康に!という理念は、食生活の改善を置き去りにした論理のすり替えになってしまった。

 話をさらに脱線させると、徳島の「食」がいまひとつ美味しくないのは、味覚の鍛錬が食文化の名のもとなおざりにされ、県人が本能的に好む“甘いもの”を引き釣り続けた結末が、糖尿病死亡率一位という“栄冠”を手にする。

 解決策は、阿波おどり体操。運動不足解消だと県が昼食後に義務付けたのは、もはや、喜劇といっていいだろう。

 えてして、“とくしまのバーガー”は、哲学と不健康の狭間で、まちおこしごっこを演じるしかないのであった。
 いっそのこと、自虐ネタの昨今、糖尿バーガーと銘打って、全国を不健康に!これいかに。