年末の振り返り

 本当かどうかは研究によって定かではなくなってきたが、明日はキリストの誕生日ということでクリスマスである。
 日本人にとってクリスマスとは、実に楽しい。祝う理由が一つもないから。

 この他所の国の神様にかこつけて、騒いでやれ消費しましょう、やれ子作りしましょうという文化的寛容さは「うちには関係ない」とこの時期だけストイックに日本人面するさみしい連中に見習ってもらいたいもの。

 さておき、今年の世界は、数人のおバカな指導者によって、引っかき回された年だった。
 トランプ旋風による世界との軋轢、北の脅威に新しい冷戦、各地のテロ。
 落ち着きかけたパレスチナ問題は、トランプを支持するエヴァンジェリカルによって突き動かされてる。

 まるであの地でジハードをおこせばキリストが本当に復活すると信じているかのように、世界はわかりやすく混沌とした渦を巻きだして、それに尻尾を振って飛び込む日本はというと、モリカケ問題で暮れていくのだ。

 パワーの十字路に立ちながら、日本は、なんと平和な国なのだろう。キチンでも食べながら、この厄介な神様のせいで争いが絶えないことを自覚してから騒ぎたい。