新しい言葉、新しい意味

10年ぶりに改定された「広辞苑」にミスが相次ぎ、密かに問題になっているのだという。

台湾が中国の行政区という政治的なものから、LGBTが性癖の一種であるとか、しまなみ海道のありかで愛媛と山口を間違い、「坊守」を僧侶の妻と断定したりと、およそ頻繁に更新されていくネット情報よりもお粗末なやらかしである。

一方でこんな記述に賛否もある。
‎これを書いている人も含め「オタク」という説明。そこには、こう書かれている。

特定の分野、物事にしか関心がなく、その事には異常なほどくわしいが、社会的な常識にかける人。www

賛否両論で物議をかもしてはいるが、なるほどたしかにそうである。
‎この世の中を動かしているエキスパートというものは、何かしらのオタクであるには間違いではないし、オタク性がなければすっからかんな人間である。

しかし、オタクという言葉が汎用化するにあたって、もっとカジュアルに変態的に、外見的特徴や奇行蛮行をする人間を、いつしかそのように形容するようになってしまった。
‎それのベースがこれ。

確かに、常軌を逸した言葉の通じない人たちもなかにはいる。
‎一世を風靡したパラパラよりも気味の悪い動きをリズムやTPO関係なく踊り狂う人もいれば、オタク活動をするために窃盗をする子供もいるし、新幹線には入場券だけで乗る、ソーシャル社会に煩悶して好意が伝わらずに憎悪に変える人もいる。

‎オタクと呼ばれて怒ってみたり、知識もないのにオタク扱いされたい人、コミニティ障害から突然イキってみたりと、もはやスポーツやアトピーのように=わけのわからない人たちを広辞苑はオタクと総称しているのだろう。

‎ようは、バランスをもてということで、実に示唆に富んだ記述であると思った。

そのうちきっと、顔つきや身だしなみ、体格の管理ができていない人たちを、「オタク」と呼ぶ時代になるに違いない。。。